【クライアントにお金の心配をしない経営を行ってもらうこと】[第238回]

(毎週火曜日配信)税理士事務所様の経営を考えるコラム
GPC-Tax本部会長・一般社団法人銀行融資プランナー協会
代表理事 田中英司


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 …年商対比で今より10%多くの運転資金
  を持ち続けることをご提案しています。

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銀行融資プランナー協会正会員事務所様
から自事務所のクライアントに一斉配信
されたメールマガジンを一つご紹介しま
す。
〔※このようなメールマガジンを週2回
(3本)配信し続けています。〕
当協会の哲学・考え方が表現されています。当協会が目指すことは、「クライアントが必要とする目先の資金調達支援等」(これもやりますが…)ではありません。本当の目的は、『クライアントにお金の心配をしない経営を行ってもらうこと』です。

(以下当該メールマガジンから引用します。)
■年商対比で、今より10%多くの運転資金を持ち続けることをご提案します。
※有り余るほどの現預金がある会社様・社長様は除きます。

・年商5億円の社長様、追加で5,000万円の運転資金を持ち続けませんか?
・年商2億円の社長様、追加で2,000万円の運転資金を持ち続けませんか?
・年商5,000万円の社長様、追加で500万円の運転資金を持ち続けませんか?

■年商対比で、今より10%多くの運転資金を持ち続けることの長短を考えてみましょう。

○短所は…
・借入金利を2%とすると、経常利益が0.2%ダウンします。
・その他の短所は見つかりません。

借入れと合わせて現預金も増えます。実質の借入金額は増えません。
また、返済の原資はこの借入金です。借入れ前の資金から返済するわけではありません。返済しながら現預金も減少しますが、その分借入残高も減少します。

○長所は…
・余裕資金を持つことで、資金繰りの苦労から解放されます。
・経営上の安全率が向上します。万が一に備えられます。
・投資などの必要な資金需要に素早く対応できます。
(投資に使ったら別途資金調達が必要になりますが、一刻を争う時はこの資金を利用できるとの意味です。)

慢性的に資金繰り業務に追われておられる社長様は少なくありません。この資金繰り業務を極小にして、本来の社長業務に専念できます。

借入れに対する非論理的な嫌悪感から、ご自身の大切な時間を、資金繰りという非建設的な活動に費やしていないでしょうか?

・社長様の大切な時間、気苦労が、少しばかりの借入れ金利に劣るとは思えません。
・経営上のまさかに対処できる経営資源の一つ目は資金です。資金によって時間がかせげます。時間をかせぐことで、経営上の対応が可能になります。

■どうすれば、年商対比で今より10%多い現預金を持ち続けることができるのか?
業績の良い時に運転資金の借入れを最大限行ってください。約定返済付きの運転資金は、返済が伴います。時間の経過に伴って、現預金残高=借入金残高も自然に減少します。一定間隔で、借り換え、巻き直しを継続して行います。

◆『借りられる時に借りられるだけ借りる。』
◆『返済分を一定期間ごとに借り替え・巻き直しで補い続ける。』

長期間に渡り、戦略的に資金調達と巻き直しを、さらには金融機関対応を丁寧に行うことで、ある程度の業績が伴えば実現できます。

■中小・零細、小規模企業、個人事業者様が行う財務戦略は上記です。
与信力の小さな会社が、手持ち資金を極小にして、金利負担を低減しようとする行為は高いリスクを伴います。また、極小の資金で、日々資金繰りに気を使いながら貴重な社長の時間を浪費することも正しくありません。

■世の中には、間違えた常識がはびこっています。

×『借り入れは出来るだけ行わない方がよい。』
○財務基盤の弱い会社には、真逆の指針です。明らかに間違えです。
×『無借金経営を目指そう。借入れは止めよう』
○正しくは、『無借金経営を目指そう。それが実現できるまでは、借入れで備えよう。』です。
×『資金が必要になったら金融機関に融資を申し込もう。』
○金融機関は、返済原資を有する会社にのみ融資を実行します。金融機関が貸し出す基準は、その会社の資金需要の有無ではなく、返済原資の有無です。会社側のニーズとは一致しません。金融機関は『日傘』しか有していません。『雨傘』はありません。
※一部の制度保証・制度融資のみ例外です。

■お金の心配ではなく、経営の心配をしませんか。

・社長は、売上・利益を作ることに集中しましょう。
・社長は、マネージメントに集中しましょう。
・資金繰りは、非建設的な業務です。出来るだけ心配しないように備えましょう。

■『お金の心配をしない経営』を目指してください。

金融機関対応を含む財務は、資金需要のある時にのみ行うスポット
業務ではありません。長期目線で戦略的に行う継続業務です。中小・
零細、小規模企業、個人事業者様の多くは、この財務機能が欠落し
ています。故に、
・資金繰りが厳しくなってあわてて資金調達に走る
・日々、資金繰り業務に追われる
事になっています。

■年商対比で、今より10%多くの運転資金を持ち続けることをご
提案します。
社長の毎日が、経営が…大きく変わるはずです。

 

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